シロアリの種類と見分け方

シロアリ

4種類のシロアリ

日本で食害を引き起こすシロアリは4種類いるといわれています。
それぞれの種類によって、侵入経路や好みとする場所が異なるため、シロアリ調査ではどのシロアリによって被害を受けているのか同定することが大変重要になります。

イエシロアリ

イエシロアリが他のシロアリと異なる最大の特徴は、建物の下に大きな巣をつくることです。
また、ひとつの巣にいるシロアリの数が多いため食害のスピードが早いことも特徴です。
しかし、イエシロアリは、寒さに弱いため、東北や北陸地方ではあまり見られないシロアリです。

ヤマトシロアリ

日本国内でのシロアリ被害の多くは、このヤマトシロアリによるものです。
ヤマトシロアリは、特定の巣を作らず、餌場を移動しながら生活しています。
イエシロアリと異なり、乾燥に弱いため、湿気の多い場所での被害が多いアリです。
また、イエシロアリに比べて、被害はゆっくりなことが特徴です。

ダイコクシロアリ

ダイコクシロアリは、日本にいるシロアリの中でも最も大きくなるシロアリです。乾いた木材を好みますが、他のシロアリと違って、蟻道が作れないため、あまり遠い場所にある木材に移動することができません。
しかし、少ない数の働き蟻でも、すぐに巣を作ってしまうため、侵入経路の特定が難しいシロアリです。

アメリカカンザイシロアリ

アメリカカンザイシロアリは、アメリカから輸入された家具などと一緒に日本国内へ渡ってきたと考えられているシロアリです。
現在、日本各地に広く生息地を広げています。
他のシロアリが、土の中から木材へ侵入するのに対して、アメリカカンザイシロアリは、窓や壁からも侵入してきます。
そのため、ダイコクシロアリと同様に、侵入経路の特定が難しく、なかなか駆除しきれないシロアリです。